こんにちは
千ノ春粉骨舎です。
こちら長野市は今日から雨予報が続いていて、そろそろ梅雨入りとなりそうです。
先週の事になるのですが、15歳を目前にしていた愛犬が天国へ旅立ちました。
最期は毎日一緒のお布団で寝てくれていて、とてもとても人懐っこい性格だったので皆に可愛がられ、本当に感謝の気持ちでいっぱいのワンちゃんでした。
思い返すと、、
胸がいっぱいで涙が出てきますが、息を引き取ってから3日間程はおうちでゆっくりしてもらい、きちんとさよなら出来たので良かったなと思っています。
『大好きだよ』
『ありがとう』
火葬は長野市豊野町蟹沢に所在のアプリシエイションさんにお願いをさせていただきました。
アプリシエイションさんは2019年秋の台風災害にあった赤沼から現在の場所へ移り事業を再開しているようでした。
お迎えからおみおくりまで優しくサポートしてくださり、アプリシエイションさんにお願いして本当に良かったなと感じています。
本当に本当に、ありがとうございました。
また、愛犬が息を引き取ったその日は、ご依頼のありました中野市まで出張お骨上げ日でもありました。
おじいちゃん、おばあちゃんのお遺骨をお迎えさせていただきながら依頼主様と色んなお話をさせていただいたのですが、数年前に娘さんを亡くしておられるようでした。
大変大変に・・胸が苦しかったと思います。
数年経った今でも立ち直ってはいないと私にお話をしてくださいました。
私は、母親ではないので、母親という気持ちは十分に分かってあげる事が出来ないですが、これまで生きてきた中で少なからず経験してきた知人や友人・親族などの別れ(死)、また現在のお仕事のなかで経験する「死」という出来事によって、とてもとても辛い気持ち、よく分かります。
ただ、そんな話の続きがとても残念でなりませんでした。
とある寺院の方の一言です・・
『(亡き娘さん)海外に行ってると思えば何てことないでしょ。』と、お母様に仰られたのだそうです。
お坊さんも悪気は無かったのかもしれないのですが、、
お母様からはそのようには感じとることが私には全く出来ませんでしたので、とても許せない気持ちで、いっぱいになりました。
こうしたお話を聞く機会は、実は他にもよくあり、私にとっては今後の課題の一つ(こうした方に少しでも寄り添うことのできるように)でもあるのかなと感じています。
近年では様々な事情により、お寺離れという言葉も耳にするようになりましたね。
こうした出来事が原因になり長年お付き合いのあるお寺さんを離れるという選択をされる方も増えているということは、かなしいです。
あの人が悪い、誰が悪い、というわけではないですが
ただただ思うのは
「人の心の痛みの分かる人間になれたら・・」と。
日々のさまざまな出来事により、成長して行けるのだから・・
最後まで読んで下さってありがとうございました。