小さなものがたり

こんにちは🌸

千ノ春粉骨舎です。

 

何故か、、お骨のお迎え日はしんみりとした感情が心の底に湧いてきます。

表現するのは難しいのですが、何とも言えない気持ちです。

 

きれいになった御遺骨を早くお渡ししたい・・

喜んでくれるといいな・・

そう思いながら、ご依頼主様やそのご家族様をお待ちしています。

 

 

このお仕事は飲食店や雑貨屋さんなどのように『また明日来るね!』なんてお声が頂けるものでなく特殊なお仕事なので、

ご用命下さったご依頼主様お一人お一人、またご家族様それぞれのご縁を大事に大事にしたいといつも感じています。

『八重歯があって可愛いひとだったんです』と亡きお母様のお話しをしてくれたご依頼主様・・

『息子に言っておくので、私の時もお願いします』とお帰り際に笑いをくれたご依頼主様・・

『最高のプレゼントをあげられる…』とお手紙を下さった遠方よりご縁を下さったご依頼主様・・

長くてもひと月ふた月程のやり取りとなりますが、皆様からは故人様との思い出や現在の想い等々お話をお聞きする事、また嬉しいお言葉を頂く事もあり

それこそが大変多くのギフトを頂いているように思います。

 

ですが、

あるひとりのご依頼主様から頂いたお手紙を読み、こうして故人様の御遺骨をキレイにすることもまた、私から皆さまへのギフトに なっているのかなと。

 

 

いえ。

 

なって頂ければいいなと。

 

 

 

 

 

そう、思っています。

 

 

 

 

 

千の春が訪れますように・・(^_^)

最後までお読みいただきありがとうございました 🌸

 

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